これで、ほんとうに台湾島が見えなくなってしまった。
君はまだあそこに立ってるかい
友子、許しておくれ、この臆病な僕を、
二人のこと決して認めなかった僕を
どんなふうに、君に惹かれるんだったけ、
君は髪型の規則をやぶるし、
よく僕を怒らせる子だったね
友子、君は意地張りで、
新しい物好きで、
でも、
どうしょうもないぐらい、君に恋をしまった。
だけど、君がやっと卒業したとき、
僕たちは、戦争に敗れた。
僕は敗戦国の国民だ。
貴族のように、傲慢だったぼくたちは、
一瞬にして、罪人のくび枷をかせられた。
貧しいいち教師の僕が、
どうして民族の罪を背負えよ、時代の宿命は時代の罪
そして、僕は、貧しい教師ですぎない、君を愛していても
諦めなければならなかった。




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